図書館内乱(恋のお話)
今日は土曜日ということで普段の自己啓発系はお休み。
自分の好きな小説について書いていきたいと思います。
本日は
「図書館内乱」(有川 浩 様 著)
について話していきます。
好きな話とあらすじ
私がこの本の中で一番好きな話は
二、恋の障害
という話です。
ここから少しあらすじ入ります。まだ読んでない方は飛ばしてください!
この話は主に耳に障害を持つ(中途失聴者)まりえちゃんと
昔からの幼馴染のお兄ちゃん的存在であり、本を守る存在の小牧さん
という二人のお話です。
ある日いつもどおり、まりえちゃんは小牧さんに本をおすすめしてもらいます。
しかしそれはヒロインが難聴者の本「レインツリーの国」という本でした。
学校でその本を読んでいると、周りの人が、なんで耳にハンデを持っている人に耳の悪い人がヒロインの本をおすすめしたの?
というおすすめした小牧さんは悪い人という話になっていきます。
それを聞きつけた本を狩る団体が小牧さんを捕まえていきます。
助けに行く図書隊とまりえちゃん、そこに密かに描かれる恋の話です。
※ここに出てきたレインツリーの国という本は書籍化されていてこのブログにも書いているのでよろしければ見てください。
好きなポイント
まりえちゃんの言った言葉
「障害を持っていたら物語の中でヒロインになる権利もないんですか?」
まずはこの一言です。
この言葉を見るだけで毎回、目に涙がこみ上げてきます。
もう、なんて言えばいいんでしょう。
その心からの叫びは私達の心にもぶっ刺してきますよね。
少しハンデ持っているからといって、私達と何も変わらない人間ですよ?
なんでそんなに差別するんですか?などといろんな声が聞こえてきそうです。
この裏で行われている別の恋
この本の主人公である笠原郁ちゃんの恋も最後に少し組み込まれていますね。
この一言
「黙ってどっか行かないでくださいね?」
この一言で私、恋心爆発しました。
なんですか、怖い戦いがあったあとにこの一言がサラッと言える笠原さんは!
天然にも程があります。
こんなに心配した一言なのに動揺した姿も見せず普通に返事を返してる堂上さんは、神ですか?
私だったら真面目に返せてもどこかで絶対にやけます。
堂上様のめちゃ強メンタルがほしい。(ほんとにめちゃつよメンタルか、はわかりませんけどね(笑))
最後に
今日はなんか書きたいこと自由に書いた気がします。
でも、ほんとに有川さんは話の作り方がお上手で。
どの話にもハズレがありません。
十年以上前からずっと大好きです。(なんか告白になってしまった。)
この本を読むなら絶対『レインツリーの国』も買ってください。
この二冊で永遠リピートできます。
では、今日はこのへんで
また見てね〜(^o^)